ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から抽出されるボツリヌストキシンを注入する施術になります。さまざまな効果があり、多汗症の治療やシワの改善、小顔効果などが期待できます。しかし、完全に副作用がないわけではないため注意が必要です。
ボトックス注射という美容方法があります。体に害のない程度の毒素を気になる部分に注入することで、たくさんの美容効果が期待されています。小顔効果かがあったりしわやたるみの解消をすることができます。またふくらはぎの痩身治療も可能です。
顔に気になる場所があるけど、メスを入れて整形するのは怖い、という人に人気のプチ整形の方法にボトックス注射があります。ボツリヌス菌という食中毒を発生させる原因となる菌から抽出された毒性のないたんぱく質の一種であるボトックスを気になる部分に注入する方法です。ボトックス注射は筋肉を一時的に麻痺させる働きがあるため、表情筋が動くことで出来てしまうシワの改善や歯を食いしばることで張ってしまうエラの筋肉を一時的に麻痺させることで小顔になる効果が期待できます。筋肉は使わなければだんだんと衰えて行ってしまう、という特徴を利用した方法です。ボトックス注射の効果は顔だけではありません。ふくらはぎにボトックスを注入することでふくらはぎの筋肉の働きを弱くして、足についてしまった筋肉を落としてほっそりとしたふくらはぎを作ることもできるのです。他にも筋肉を一時的に麻痺させることで汗をかきすぎてしまう多汗症や、汗が原因で起こってしまうと言われているわきがに悩む人の治療にも使うことができます。
ボトックス注射に使われているボトックス製剤は、日本の厚生労働省にあたるアメリカのFDAが認可したものを使っていることがほとんどですが、施術費用があまりにも安いサロンなどではFDAの認可が下りていないものを使っていることがあります。安全性や効果が保証されていないので、ボトックス注射を受けようと思っているサロンがどんなボトックス製剤を使っているのかをチェックしておくようにしましょう。また、ボトックス注射はメスを使わないためカウンセリングの時間を含めても30分もあれば施術は終わってしまうほど簡単なものなので仕事を長期間休む必要がなく手軽にできるものですが、注射をしたところに内出血や慣れるまでに筋肉のこわばりを感じて上手く顔を動かせなく感じてしまうことがあります。会社で他の人に疑問を持たれたり、詮索されるのが嫌だという人は、2〜3日続けて休みが取れるタイミングで行うと、その間に内出血が解消したり筋肉を今まで通りに動かすことができるので、他の人にバレにくくなります。
アンチエイジング効果があると考えられているのがボトックス注射となっています。非常に弱い毒素を体に注入して、筋肉を萎縮させるという仕組みとなっています。基本的に副作用の心配はありませんが、熱に弱いので激しい運動や入浴はしばらくは避けるようにしましょう。